- 諸塚村の気候はどうですか?
九州・宮崎というと温かいイメージがありますが、九州山脈の中央ですので、比較的夏は涼しく、冬は寒いところです。年間降水量が4,000㎜ほどあります。山々に花の咲く広葉樹を残していますので、ヤマザクラや春の新緑、秋の紅葉など、四季折々の自然の美しさを楽しめます。
- 諸塚村では、どのような仕事がありますか?
諸塚村は、業種は多くはありませんが、村内の事業所では、働き手が不足して、常時人材募集しているところも多くあります。事務職のほか、看護師、介護士などの専門職も募集しています。
林業も盛んですので、林業の第三セクター「ウッドピア諸塚」のほか、森林組合、民間事業体でも随時、職員採用をしているところもありますので、林業に従事したい方には最適です。
また、複数の仕事を体験しながらスキルを磨く、地域づくり事業協同組合「もろつかわーく」もあります。
村内全域に光ファイバーネットワークが整備されていますので、リモートワークも可能で、デザイナーや地域振興活動、コンサルタントなどを起業して活動される方も増えています。- 移住する場合の仕事の紹介はできますか?
諸塚村役場のほか、森林組合、農協、観光協会、特産品販売所、建設業等の民間でも随時職員募集をしています。実際の斡旋は、ハローワークでご確認いただくことになりますが、移住定住相談員に相談すると、村内事業者の募集情報をお繋ぎすることができます。
- 交通アクセスはどうですか?
公共交通機関は、JR日向市駅から1日5便程度のバス路線があります。村内の移動も考えると、車でのアクセスをお勧めします。
- 携帯電話やネット環境は整っていますか?
携帯電話は、ほとんどの場所でドコモまたはAUのどちらかの通信は可能です。ソフトバンクは、通信できる範囲が限定されます。村内全域に独自の光ファイバー網を整備しています。村内の電気店でネット契約手続きができます。また、公共施設および観光協会の管理する観光施設では、無線LAN「フリーWIFI」サービスを行っています。
- 病気など心配です。医療施設どうなっていますか?
諸塚村には村営の診療所があり、定着医の先生による総合診療サービスを受けることができます。
民間の歯科診療所と薬局もあります。
救急医療は、村職員が24時間体制で対応し、県営のドクターヘリでの搬送体制もあります。
諸塚村社会福祉協議会による特別養護老人ホームも設置されています。- 教育環境はどうですか?
諸塚村には、いずれも村立の0歳児からの保育所と幼稚園が各1か所、小学校2校、中学校1校があります。高校は、遠方で通学が難しく、近隣市町村の高校に進学し、寮や下宿などを利用することになります。
- 地域の特産品は何ですか?
諸塚村は、林業を中心とした産業が主力で、木材、しいたけ、畜産、お茶、高冷地野菜が代表的です。木材は、スギ、ヒノキなどを森林組合の製材所で製品にして、産直住宅で使われています。また、原木からつくられる椎茸は、日本有数の産地です。霧の多い山間地で育つお茶、特に「釜炒り茶」は独特の風味を評価されています。
- 地域のイベントや祭りはありますか?
諸塚村では年間を通じてさまざまなイベントや祭りが開催されています。特に集落ごとに伝統的な郷土芸能として、神楽や団七踊り、臼太鼓などが奉納されます。祭りの際には、見学だけでなく、住民との交流も盛んで、伝統や文化だけでなく、ヒトとのふれあいを楽しむ機会があります。
- 自然やアウトドア活動は楽しめますか?
諸塚村は、95%が山林という自然に囲まれており、キャンプ、渓流釣りなどのアウトドア活動が楽しめます。観光協会によるキャンプ場が2か所あり、宿泊施設の森の古民家では、昔ながらの囲炉裏やかまどを使った体験メニューもあります。
- 移住を実現するには、まず何をすればいいですか?
移住には多くの課題があります。住まい、仕事、家族の暮らし方、今だけでなく将来の人生設計など、ひとつひとつがとても重要なことが多いのです。いきなり動くのではなく、まず「やることリスト」をつくるなどして、課題のリストアップとその優先順位をつけてみましょう。。
- 移住はまだ先になりますが、将来のことを考えるのにいろいろ知っておく方法はありますか?
諸塚村では、いきなりの移住をお勧めするのではなく、まず数日か数週間、移住体験する、お試し滞在システムを推奨しています。前もってお互いを知り合う、気軽なお見合い体験です。詳しくは、移住定住相談員がご案内します。
- 地域の活動への参加はどうすれば良いですか?
諸塚村では、独特の「自治公民館制度」という自治会組織があります。集落によりますが、地区ごとに毎月の集会、草刈りや清掃などの奉仕作業、祭り運営などの住民主体の活動があります。是非積極的に参加してみてください。
- 諸塚村では移住者向けのサポートはありますか?
諸塚村では、移住者の問合せ対応、お試し滞在のアテンド、移住準備のアドバイス、移住後のアフターケアをするワンストップ窓口として「移住定住相談員」を設置しています。相談員ご本人も移住者ですので、移住でお悩みの方、迷っている方も含めてお気軽にご相談ください。
- 移住者向けの補助金はありますか?
国の移住補助金を活用するほか、諸塚村独自の移住者をサポートする補助金制度もあります。
詳しくは、諸塚村HP移住支援金https://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/ijyusien/- 諸塚村で子育てをするときにどんな助成制度がありますか?
諸塚村では、移住者の方でも安心して子育て等ができるよう、生涯を通じてさまざまな補助金や助成制度を設けています。
詳しくはこちら
- 住宅事情はどうですか?
平地が少ないので、小規模な集落が村内に点在しています。都市部のような民間アパートはありませんので、移住する場合は中心部の公営住宅に住まわれることが多いところです。
ただ、一戸建ての空き家も多いので、気に入ったところがあれば、空き家改修制度やサブリース制度を利用して、住まいにすることができます。- 村営住宅の家賃はいくらぐらいですか?
諸塚村には民間のアパートはないので、一般的な住いの選択肢としては村営住宅になります。
村営住宅は、国の制度に則って整備運営されていますので、所得に応じて家賃が変わります。気に入ったお住まいがあっても所得制限があったりもしますので、事前にご相談ください。- すぐに使える空き家はありますか?
諸塚村には空き家はありますが、所有者の事情や周辺住民の事情ですぐに借りられる物件は少ないです。
- 空き家を借りる場合の家賃や購入する場合の金額はいくらぐらいですか?
家賃の相場はなく、所有者や場所によって様々です。整備された住宅に入る場合は2~5万円程度。未整備で、自分で手入れする場合は、格安になることもあります。個別の話し合いで決めることになります。
- 空き家物件の紹介や斡旋をお願いしたい。
情報のご紹介はできますが、実際の交渉はご自身で行うことになります。ご希望があれば、諸塚村移住定住推進協議会の構成員(宅地建物取引業者)によるアドバイスはできます。
空き家バンクのページはこちら
- 空き家を改修して住まいにしたい。何かいい方法がありますか?
空き家は様々な状況で空き家になっています。建物だけでなく、周辺の地理的条件や集落の社会的状況、また水源などのインフラも重要な要素の一つです。その背景や条件を十分に理解してから取り組む必要があります。
諸塚村では、空き家所有者と活用者に対して、その改修に関して補助事業による支援をおこなっています。
詳しくは「空き家活用事業のご紹介」コーナーをご覧ください
空き家活用事業のご紹介のページはこちら